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講師訪問 神戸夏期大学を前に
「なんと言っても、私の取りえは元気。夏季大学では、話を聞いていただいた方に笑顔を持って帰ってもらえるような、そんなひとときにしたいですね」
おう盛な執筆活動で知られる。「年に一冊」のノルマを自らに課し、数々の作品を生み出してきた。とりわけ繊細な心理描写が光る恋愛小説は、若い女性読者の支持を受ける。
「活力の源? 終わりのない好奇心でしょうか。新しいものが大好き。思わず反応せずにはいられないんです」
原稿といえば手書きが一般的だったころから、当時出始めたワープロを愛用していた。インターネット上で購入できるデジタル小説出版という新たな試みにも挑戦。忙しさの合間を縫い、話題の映画や舞台のチェックも欠かさない。
「心が動かされないと、やはり良い作品は生まれない。いつも新しい情報に触れ、そして心のアンテナを立てておくことこそ、若々しさを保ってゆく秘けつだと思う」
「いやし」という言葉がはやる時代。人々は、モノの豊かさだけでは満足できなくなり始めた。「人生の選択肢の幅が増えた分、充足度にも差が出てくる。自分の心を満たし、活性化させるやり方を知ることも、人生を豊かにする方法の一つでしょう」
「心の元気を保つきっかけは、日常のちょっとしたことにも潜んでいます。どうも元気が出ないなあと思っている方に『まだまだこんなに楽しいことがありますよ』と、作品を通じて伝えていきたい」
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