土佐堀川沿いで育まれた、大同生命を築いた広岡浅子の気質。
9月28日(月)より始まる連続テレビ小説「あさが来た」の主人公のモデルは広岡浅子。彼女は、京都の商家から大阪の豪商・加島屋に嫁いで明治維新で傾いた事業を立て直し、加島銀行や大同生命を創業。後に日本女子大学を開校して女性の社会進出の道を切り開いた、新しい時代の実業家だ。
今回、そんな広岡浅子の人物像について語ってくれるのは、月刊島民9月号の「豪商」特集にもご登場いただいた玉岡かおるさん。浅子が目をかけて応援した一柳満喜子の生涯を描いた小説『負けんとき〜ヴォーリズ満喜子の種まく日々』(新潮文庫)を残している。「負けんとき」は浅子の口ぐせで、満喜子はやがて日本の近代建築に偉大な足跡を残したW.M.ヴォーリズと結婚する。『赤毛のアン』の翻訳者・村岡花子や、女性の地位向上に生涯を捧げた政治家・市川房枝たちも浅子を慕って集まってきた。 会場の大同生命本社は、浅子が嫁いだ加島屋のあった場所だ。広岡浅子がもたらした「新しい風」を体感して作品を執筆すべく、播州から土佐堀川のほとりに4年間移り住んだ玉岡さんに、物語の「現場」で浅子や満喜子たちが生きた時代を振り返ってもらおう。
開催日:2015年11月14日(土) 時間: 2:00PM〜4:00PM頃(開場1:30PM〜) 会場:大同生命大阪本社 会議室(大阪市西区江戸堀1-2-1) 講師:玉岡かおる 受講料:2,000円 定員:250名 主催:ナカノシマ大学事務局 協力:大同生命本社 お申込み:http://www.nakanoshima-univ.com/seminar/article/p20151114 |
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