新刊『虹、つどうべし』

2013年11月27日、新刊『虹、つどうべし』が、幻冬舎から発売されました。

1,680円  幻冬舎

虹、つどうべし

愛深まり、命果つる

夥しい餓死者を出し、戦国史上稀にみる悲惨な籠城戦となった三木合戦。 黒田官兵衛から終戦工作の命を受け、その渦中に送り込まれた 女間者・希久が直面した過酷な運命とは?

絶望の淵に射し込んだ一条の光を 哀感溢れる筆致で描く「女の戦国絵巻」。

 

単行本: 278ページ
出版社: 幻冬舎 (2013/11/27)
言語 日本語
ISBN-10: 4344024885
ISBN-13: 978-4344024885
発売日: 2013/11/27

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文庫: 414ページ
出版社: 幻冬舎 (2016/12/6)
言語:
 日本語
ISBN-10: 4344425596
ISBN-13: 978-4344425590
発売日: 2016/12/6

 

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読者の皆さまから

■兵庫県 W・Sさん

久しぶりに心に染み透る物語に接しました。
「虹、つどうべし 別所一族ご無念御留」です。
三木合戦については、歴史好きの僕らにしても、戦国悲話として記憶にあっても、所詮は時代の趨勢を読めず、室町体制に凝り固まった播州の土豪が 織田VS毛利の狭間で兵糧攻めという巧緻な手段で、最後は若い城主の決断と犠牲で終わる、こんどのNHKの黒田官兵衛ではどう扱うか分かりませんが、所詮上月城攻めや高松城攻防の後に続く「中国大返し」に描かれる太閤記でも三木は通過点。歴史的には気の毒だけど「困った人」と言う見方であったように思っていた。 でも、玉岡さんの描く別所一族、なかんずく長治と「くの一」のふれあい、お可都の方の心栄えなど、かくあったろうと思える描写が随所に。久々に目頭が熱くなる場面がありました。「あとがき」を読み「やっぱりなあ。思い入れが違う」と感じた事も…。 正月に読む本を探しに町立図書館で見つけたのですが、先約があって1月20日頃から読み出しきのう返却しました。 お手数ですが、お願いです。2~3ヵ月後にもう一度読みたいので、サイン入りで一冊送ってくれませんか。現金書留で必ず返送します。 「爪と目」も「ホテルローヤル」も最近あまり感動しなくなっていたので、変に興奮しています。 ご活躍を期待してます。

 

■兵庫県 M・Uさん

『虹、つどうべし』読みました!!!
生まれて死んで生まれて死んで又、生まれて。命のことを考えました。子を思う母の気持ち。赤ちゃんを産んで初めて私も親にこんな風に育ててもらったんだな。って思った20年以上前のことを又思い出させてもらいました。『今』を楽しく一生懸命いきていきます! 私のそばにハエ。。。飛んでないなぁ(笑)

 

 


2014年4月6日 神戸新聞掲載

 


2014年4月28日 産経新聞ん掲載